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福祉職員の給料を「福祉職俸給表」に・・・?

おっ!」と思って、喜んだけど、楽観して期待することはできないみたい

先週末、会議がありました。
そこで出た資料・・・


6.25にあった「障がい者制度改革推進会議 第15回総合福祉部会」(総合福祉部会=新しい障害者福祉法の制定に向けた検討を行っています)での資料です。
その中の「報酬や人材確保等」部会作業チームの報告書の中に…

(分りやすくするために、言葉を少し変えて書いています。正しくは、コチラの資料(第15回総合福祉部会 資料5-1)をご覧ください)
新しい障害者総合福祉制度では・・・
1.人材確保のため、従事者が未来を感じられる待遇が必要 →国家公務員の「福祉職俸給表」を新法で規定

3.「月払い日払い」を発展解消 →利用者の選択性と事業の安定を目指す(日払い:利用者への個別支援に関する費用 、月払い:人件費・固定経費・一般管理費  に。)

という報告が出されています。


つまり…
私たち福祉保育労が、今まで求めてきた
○専門職にふさわしい賃金を=「福祉俸給表」の賃金を!
○事業所への報酬の日払い月払いに戻して!
  ・利用者が休んだからって、職員が帰るわけにはいかない
  ・日払いでは事業所の経営が安定しない
    →正規職員が雇えない、非正規職員が増える、給料や労働条件が悪くなる


とも、重なるので、「すごい!」と期待をしているわけですが、


同じ会議の中で出された、この報告書に対する厚生労働省のコメント(考え)は・・・

1→「福祉職俸給表」の法定化については…他の分野との整合性や民間事業者の職員給与水準を国が規制することの妥当性等を考えると、難しいのではないか・・・

3→日払いとしたことのメリット(利用者の選択に資するサービスの組み合わせ等)も踏まえた検討が必要


などと、かなり消極的(というか否定的)なコメントを出しています。



この間の障害者基本法改正案の動き(総合福祉部会が改正案に対しての意見(考え)を出したが、関係省庁の反発で、障害者の権利が薄められるなど、最終的に課題の多い改正案が通った。)を見ると、ここでどんなにいい内容が提起されても…
法律ができるときには、違うものになっていたり、文言が削除されていたり、位置づけが薄められてしまう可能性が大です。

これまでの動きを見ていると、このままだと厚労省の意見が通ってしまう!!
まだ、資料などを詳しく読みこなしていませんが。
「なんとか、この作業部会の報告にある内容を実現できないものか。」資料を見てそう思いました。

う~~~ん。

                           (とくい)
(参考資料)
障がい者制度改革推進会議 総合福祉部会→コチラ
総合福祉部会 第15回 資料5-1「報酬や人材確保等」部会作業チーム報告書の概要→コチラ …ちなみに、常勤換算方式についても触れられています
 同 資料17 第2期作業チーム報告書に対する厚生労働省からのコメント(5の部分) →コチラ

Yahooニュースにも取り上げられていました。(こちらの方がわかりやすいかも!?)→コチラ→「追記に文章貼り付けておきます」

続きを読む

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怒!

障害者自立支援法改正案が、審議抜きで強行採決されました。
連日、当事者や関係者が全国各地から東京に集まり、抗議行動をしていました。
それにも関わらず・・・

しかも今日は、国際障害者デー(12月3日)ですよ!?


この強行採決に対する福祉保育労の談話を掲載します。

談話

 多くの障害者の願いに背く、障害者自立支援法改正案の採決強行に抗議する! 
~障害者福祉制度の構造改革路線への回帰は許されない~

2010年12月3日
全国福祉保育労働組合
書記長 清水俊朗

本日、参議院本会議において障害者自立支援法改正案(障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律案)が参院本会議で民主党、自民党、公明党等の賛成多数(共産・社民党は反対)で可決した。この法案は、今年の通常国会で廃案になったものと同じものが今国会で再び上程され、当事者をはじめ障害者団体が連日抗議行動を続けていたなかでの採択である。

これは、障がい者制度改革推進会議で新法制定にむけた真剣な討議を行っている関係者を裏切る行為であり、私たち福祉保育労は政府に対し強く抗議をする。

そもそも、政府は障害者自立支援法を「廃止」することに合意し、2013年8月までに新たな制度を作ることが決められているにも関らず、敢えて応益負担方式を残した改正案を成立させることは、同じ政府のすることとしてまったく筋が通らない。7月の参議院選挙以降の国会の「ねじれ」のなかで、与党が法案の審議を進めるための取引として、この改正案が利用された結果であり、障害者だけでなく国民を愚弄するものである。
またこの改正案は、障害児者福祉施策が構造改革路線に回帰し、再び障害者自立支援法を生き返らせ、介護保険制度との統合につながる危険を持った動きでもある。

私たち福祉保育労は、障害者自立支援法改正案の撤廃と障害者自立支援法の廃止、そして構造改革路線から転換した「権利としての障害児者福祉制度」が当事者参加の下で創設されることを求め、多くの障害者・関係者と連携し共同の運動をさらに強める決意を表明する。
以上



私は、明日から会議で東京に行きます。(抗議行動には一足遅かった!)
その会議に続いて、障害分野の厚労省交渉(障全協主催)と、保育の抗議行動に参加してきます。
保育分野も、予断を許さない状況!!

保育分野は、全国一斉行動だそうです。
ちなみに福岡市は15時から、天神三越前で宣伝だそうです。
みなさんも、お近くでぜひご参加を!

                        (とくい)

忘れてはいけない日

4/16(金)「障害者自立支援法訴訟」での結審の傍聴に福岡地方裁判所に行きました。
訴訟団と国とが基本合意を結んだことを受けて、福岡地裁でも和解が成立する、という日でした。

裁判がはじまり、まずは、平島さんの意見陳述から始まりました。
原告になってから、多くの人と出会い励まされたり成長をした、ということや、東京のフォーラムで、約一万人が参加していたのを見て、「よりよい福祉制度を望む方がこんなにいるんだな」と感じたことを話されました。
最後に、
「ところで僕は国と基本合意を結ぶ事ができてホッとしている反面、不安も多々ございます。」と話しはじめます。
それは、低所得者の自己負担を無料にするための予算が当初の発表と違い、1/3しか確保されなかったこと。そのため、精神障害のある人が利用する自立支援医療費が無料にならなかったこと。(「これでは3障害の統合が実現しないばかりか、3障害間の差別の原因になりかねません。」)
そして、各施設の予算を上げて、運営を安定させてください。「そうする事で僕達障害のある者が安心して施設で働ける事になるからです。」
と、不安やこれからの課題を念を押すように話されていました。

平島さんは、福岡で最初に提訴した方です。障害を持ちながらも、裁判に踏み切る、特に一番目、ということはどんなに勇気がいったことだろう、と思います。


次に、敷島さんのお母さんの意見陳述です。原告の敷島さん本人は、重度の知的障害があります。
母親の立場からの、痛切な思いが語られました。
こういう言葉で始まりました。
「政府との和解ということで訴訟が終結することになった今、私は、正直言って期待よりも不安のほうが大きいことに気づきます。
なぜならば、今の社会の矛盾の中で弱いものに寄り添った姿勢を政府は見せているだろうか、目先のことばかりに終始しているのではないかと思えてならないからです。」
そして、
「私たち障害者とその家族は、政府からもこれまでも何度となく裏切られてきました。
私の不安が、単なる取り越し苦労で終わるように、私自身、これから政府の動きをしっかり見守っていかなければならないと思っています。
今回の国との基本合意訴訟上の和解がなされたことで、障害者を取り巻く問題は解決したのだと誤解されている方もおられるかもしれません。
しかし、安心して暮らせる社会には決してまだ到達しているわけではありません。
よしと私を取り巻く現状には何ら変わりはありません。
私は、今もってこの子を置いて死ぬわけには行かない!という思いを抱かざるをえない状況にあります。」

障害を持っている息子は、ひとりでは生活できない、ということを具体的に話されます。
障害者やその家族が社会とのつながりを作るためには、福祉施設と施設職員の存在が綱だ、と。その綱を切らないためにも、施設職員の労働条件アップのために最優先で取り組んでほしい、と。

そして、最後に付け加えます。
「この子を置いて死ぬわけには行かない・・・という思いを、もうしなくてもいいようにしてください。
このことを心から願って意見陳述を終わります。」

お母さんの想いに涙が出そうになりました。


そして、山下さんの意見陳述では、国と基本合意を結ぶことへの迷い、不安、未だに迷っているということを話されました。
最後に「原告に立ってから、敷島さんやほかのお母さんたちの話を聞いて、自分も母の思いに気づくことができました。最後に、この場で、母にありがとうを言わせてください。
」と言い、
乗っている車椅子を動かしてもらい、
母に向って「ありがとう」


そして、久保井弁護士の意見陳述があったあと、
「国(厚生労働省)との基本合意文書」を弁護団の弁護士さんたちが順々に立って読みはじめました。

まるで、基本合意の文章を一つひとつ噛み締め、確かめ合うようにでした。



このあと、裁判長が、「国との基本合意を結んだということで、原告は訴えを取り下げる」
…「これで双方よろしゅうございますか?」「これで、双方の和解とします。」
と言い、裁判は終わりました。(裁判長の言葉がよく聞こえないんです。詳細にはなんと言ったか定かではないのですが、このような内容のことを言っていました。)



その後、報告集会がありました。
moblog_8feee405.jpg

そこでは、たくさんの人から、「勝利的和解といえるでしょう」「この日がこんなに早く来るとは思ってもみなかった」「しかし、これからも気が抜けない!」「これは終わりであって、スタートでもある」「あまりに失ったものが大きすぎる。の代償があったことを忘れてはいけない(法施行直前、将来を悲観しての一家心中未遂事件が福岡であった。障害のある娘さんがなくなった。)」などの声が上がりました。



最後に、「勝利をめざす会」の事務局から、
「生活が法律によって苦しめられたということを、私たちは決して忘れてはいけない。
障害者自立支援法’というのは、象徴的なものであるが、それ以前からずっと苦しめられてきた。
それを忘れず、スピードを緩めず、これからも訴えを続けていかなければいけない。」

と、いうことで、これからは「基本合意文書の完全実施をめざす福岡の会」として活動するそうです。



国との合意では、「応益負担をなくす」とは大きく約束されていますが、労働者の労働条件についてはほとんど触れられていません。
まさに、今からの私たちの行動次第です!

みなさん、がんばりましょう!!


                         (とくい)



平島さん、山下さん、敷島さん、久保井弁護士の意見陳述については→≫障害者自立支援法訴訟の勝利をめざす福岡の会のブログ

歴史的! 勝利的和解!!

和解!


福岡での障害者自立支援法訴訟裁判の傍聴に来ていました。

歴史的な瞬間に立ち合いました。

裁判官が和解を成立させるときの言葉は事務的でしたが…


敷島さんのお母さんの意見陳述は泣きそうでした。



今から報告集会です。
まずはご報告まで。
プロフィール

とくい

Author:とくい
とくいです。
修行中の奮闘をごらんください。
好きな言葉は、「一人ひとりは微力だけど、無力じゃない」

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